キラキラ輝くヲタクの子!

主に髙木雄也くんを語る掛け持ちヲタクのブログ。

大好きな人たちと同じ時代に生まれてこれて良かったと思う日々。

アイドル誌はエッセイ集。

‪読書好きな友達に

『色んな価値観を知れるから本読みな‼️』

と強めに勧められた。‬


‪そう言った彼女は本から学んだことを語ってくれて、学識と知見の広さにひれ伏し「本(作家)のパワーってすごいな。私も読もう…」と思った。‬

 

‪しかし思ったは思ったけれど、‬
‪「でも、私だって色んな価値観を‬知ってきたわ!!」‬
‪と心の中で反発した。‬

 

‪文豪には勝てないだろうが、私はアイドル誌やラジオetc.から沢山の推し達の言葉を聞いて様々な物事の考え方・人となりを見てきて吸収してきた。‬

 

特にアイドル誌はエッセイ集として人の心の内を知ることのできる価値ある書籍だと思う。

価値があると思う根拠は"毎月、おそらく100人近くの言葉を読めるから"だ。

(アイドル誌なめんなよ!!)

質問とインタビューを通して、お仕事・交友関係・恋愛などに対して、"自分だったらどうするか" "こんなことをしたよ"と話してくれる。

100%本心じゃないというか、読者を喜ばせるための発言も勿論あるだろうが、それにしても自分の人となりを毎月…しかも5種類(D,M,P,WU,ポ)も世に放たれてるんだ。

映画や舞台があると専門誌のインタビューからも彼らの心の中を垣間見れる。

 

 

ある時、某コンビお笑い芸人さんがラジオで「お互いの好きなところを教えてください」というお便りに対して『アイドルに聞くようなことを聞くな!!!』と機嫌を損ねて*1いたことを聴いた。

私も芸人さんに何を聞いて良いか分かっておらず、ドル誌の定番質問をその芸人さんにお便りを送ってしまっていた*2ことから「ああ、こういうことじゃないんだ。アイドルにはアイドル、芸人さんには芸人さんへの話題・言葉の掛け方があるのだ。」と気付いた。

その芸人さんは「プライベートを明かしすぎるのは芸人をつまらなくさせてしまう」とも言っていた。なるほど。その方の言う"プライベート"は、つまり"ありのままの自分を見せてしまったら面白くない"という意味に繋がると私は解釈した。アイドルは雑誌でステージに掛ける想いやメンバーへのメッセージを発信する。しかし芸人さんが、笑いを取る方法や相方への気持ちを語る等マジメな話ばかりしていたら確かにそりゃ面白くない。同じ芸能のプロフェッショナルなのに見せ方、写し取られ方が全然違う。

 

私はそんなアイドルと芸人さんの違いに面白さを感じている今日この頃なのだが、とにもかくにもやっぱりアイドルはドル誌を通して価値観・記憶・感情をその人の言葉で伝えてくれるから凄く自分の為になる。

 

友達は『(文豪の綴る言葉は)リアルな人間像を写しているのが良い。だから本を読むべき!』と教え訴えてくれたけども、私としては "同じ時代を生きている何十人ものの人達のリアルを知ることができるドル誌も似たようなものじゃないか"と思う。アイドルと私達は住む世界がまるで違うけれど、私の場合は文豪の巧みな文章構成に散りばめられた綺麗な言葉よりも、ふと出たアイドル達の言葉の方が共感し得る気がする。小説を全く読んでいない身分が言うのはおかしいと自覚しているが…小説は場面設定が非現実的な場合がある*3のに対し、ドル誌は実存して生きている彼らの毎日・人生を切り取った話が綴られるため身近に感じる。

 

こんな事を考えていたら《J最高!ヲタク最高!心の栄養バンバンザイ!!!》…と、更にヲタク熱が増してしまった=(^.^)= 

 

ドル誌の素晴らしさを語ってきたものの、もちろん小説を否定する訳ではありません。本も読んで更〜に多様な人間の生き様を見ていき、それを踏まえて"自分自身は物事に対し、どう捉えるか"考えを巡らせて少しはマトモな人物になることを目指します!

 

2020/07/09

*1:怒ったけども、若干ふざけ込みでブチギレという訳ではないので悪しからず

*2:もちろん読まれてない

*3:例えば不倫とか?